Talk: 営業部+サービス推進部 座談会切実に求められるサービス。
利用は着実に広がっていく

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  • 長川

    長川

    2007年入社。開発と営業の間を取りもつ営業企画のポジションを担う。

  • 曽根辻

    曽根辻

    2018年入社。「NET119」をはじめとするクラウドサービスの導入支援を担う。

  • 仲本

    仲本

    2005年入社。プリセールスと導入支援を担う。

  • 古田

    古田

    2017年入社。「NET119」をはじめとするクラウドサービスの導入支援を担う。

Q.ドーンの代表的なサービスともいえる「NET119緊急通報システム」。
具体的にどのようなサービスなのでしょうか。

長川:「NET119」は、聴覚や発話に障がいのある方のための緊急通報システムです。スマートフォンや携帯電話の簡単な操作で119番通報することができます。GPS機能で確実に通報地点を通知できるので、利用者にも、消防にとってもメリットが大きいですね。

古田:システム導入の当初は認知されにくかったのが、登録会が開催されるようになってからは、毎回、会場があふれるほどに関心が高まっています。社会的ニーズは確実にあることが実感できますね。

長川:登録に来られても、たいていの方が最初は「操作できるかな」と少々不安な様子です。ところが登録会で操作を練習していただくと、一転して「これは便利」と顔が輝くから、私もうれしいですね。

古田:登録会では、参加した方々がとても真剣に聞いてくださいますし、話している私たちも「こんなにも切実に必要とされるシステムをもっともっと広めなければならない」と意欲がわいてきます。

長川:帰る時にわざわざ私たちの近くまで来て、何回も「ありがとう」と伝えてくださる姿に励まされます。

仲本:登録会を支える根底にあるのは、「システムを開発するだけでなく、真の人助けにつなげたい」という企業姿勢です。実際に「NET119によって救急車が出動でき、助かった」という成果も聞こえてくるようになりました。

曽根辻:登録会では手話通訳、要約筆記などのサポートがあり、これまでほとんど接することのなかった市民、消防、自治体の接点が増えて共感が高まるのも良いですね。そういったコミュニケーションを生み出したいと考えるのも、ドーンらしさなのだと思っています。

仲本:消防の方々も、利用者の方々も、私達も本気です。守るべき命を守るという重要なミッションに、ともに取り組んでいるという感覚です。腹をくくり、気合を入れたいですね。

Q.「社会の安心安全に貢献する」ということですが、
皆さんが働く上で意識していることを教えて下さい。

曽根辻:私はこの会社に入るまで、緊急通報が困難な方が社会に存在するということを、強くは意識できていませんでした。まだまだ私には想像できていないことが多いのかもしれません。

長川:私は、ドーンで働いて10年以上ですが、常に「誰かを助けよう」という目線で働いているわけではありません。自分がすべきことを実直に取り組んできたことが、結果的には人の役に立っていたという表現の方が近いでしょうね。貢献とは、まわりから気づいてもらえたときに意識するものなのかもしれません。

古田:日常に必要なシステムですから、ボランティアのような感覚ではなく、自然に取り組むことを大切にしたいです。「NET119」の機能に、私達は日ごろから慣れ親しんでいますが、利用する方にとっては数年に一度というレベルでしょう。緊急時に慌てていると、思い通りに使えないかもしれません。常に新しい気持ちで利用する方々の感覚に敏感でありたいと思っています。

曽根辻:東京オリンピック、パラリンピックが2020年に開催されることもあり、ユニバーサル化についての議論が高まっています。これからは身体や精神のさまざまな違いがバリアにならない、等しく使えるサービスが重要視されていくのではないでしょうか。

仲本:ドーンに入る人には個性を発揮し、大切にしていることや心の中に温めている分野を堂々と表明してほしいですね。少数派なのではと気おくれする必要はありません。ドーンのテーマは安心安全をテーマに社会にない新しい試みをし続けること。そうしたアプローチを企業文化として若い人に伝え、伝統にしていきたいですね。

長川:技術はどんどん進歩し、時代の流れはものです。だからこそ、新しい発想をもつ人材による提案が必要だと思います。

仲本:スマートフォンの普及で、手話動画など聴覚障がいのある方の世界を変えるツールやコミュニケーションも生まれています。そういった兆しや流れをつかみ、新しい提案ができる方を歓迎します。

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