Live119
Video Reporting System

Live119 映像通報システム

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Live119 映像通報システム

Live119は通報現場の状況を撮影し、リアルタイムに伝送することを実現した全く新しい通報システムです。
消防指令センターは、通報者が撮影する映像から通報現場の詳しい状況(傷病や火災の様子)を確認し、音声による 119 番通報だけでは把握が難しい視覚的な情報をリアルタイムで収集することができます。また、救急隊への映像転送が可能であるため、救急隊員から通報者への効果的な口頭指導を支援します。

Live119について

Live119は、119番等の緊急通報時における音声・映像情報を、通報現場と消防指令センター間で迅速かつスムーズに共有することを目的に開発した映像通報システムです。
消防指令センターが119 番通報の発信者を確認し、Live119によるビデオ通話の開始を依頼します。スマートフォンのカメラ機能を利用し、通報者の撮影ビデオ映像を使用した通話を行います。

通報者がビデオ通話を開始すると、通報者と消防指令間のコミュニケーションを行うだけではなく、画像を救急隊に転送することも可能です。
このため、救急隊員から通報者への効果的な口頭指導を支援するなど現場の救護活動に役立てることができます。

Live119の開始

119番通報を受けた消防指令では、消防の判断により必要に応じて通報者にLive119のビデオ通話を依頼します。各携帯電話会社のメールドメインは使用しないため、迷惑メールブロックの設定による通知不達を避けることができます。

利用者側はアプリ不要

Live119は、対象者を限定せず、音声による 119 番通報が行われる際に広く利用できるクラウドサービスです。通報者がプラグインソフトのインストールやネイティブアプリのダウンロードをすることなくウェブブラウザ上でリアルタイム通信を行うための新技術を採用しています。

一般市民にとって心理的な余裕がない緊急通報の際にも、簡単な操作で迷うことなく使用できるよう配慮しているため、多くの事案に活用されることが期待できます。

新たな機能を搭載~ライブ中継機能~

複数の災害現場をライブ中継で即時配信

行政の災害対応における映像伝送に広く応用することを想定した新たな取り組みとして、ドローンやアクションカメラ、スマートフォンを用いてダイレクトに映像を伝送する「ライブ中継機能」を、新たな機能としてLive119に搭載しました。

既存機能との違い

既存機能においては指令員から招待URLを受け取ることで撮影を開始し、映像を伝送していましたが、ライブ中継機能では現場の判断で即時に撮影を開始できます。

指令員は各災害現場の映像情報をまとめて受け取り、現場対応の意思決定を迅速に行うことができます。

利用イメージ

ドローンやアクションカメラを使用する場合は、性能を活かした動きのある高画質・高音質な映像を撮影し配信することができます。

今後の展望

近年、行政の災害対応における現場情報の迅速かつ正確な収集が課題となっており、映像伝送による情報共有ツールへの期待が高まっています。当社は、これまで消防救急をはじめとする防災分野の情報共有を支援する様々なシステムを提供しており、その技術やノウハウを活用することで、119 番通報におけるリアルタイムな映像伝送の仕組みを実現しました。

また、今後の 5G 時代を見据え、広く行政の災害対応における映像伝送に応用することも想定しており、同技術がさまざまなシーンで市民の安全確保に役立つことが期待されます。

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